山姥切長義

人形(ヒトガタ) -長義と各務の事後処理案件03- / くれは

 延々と続く坂道・・・。 いや、舗装はされているがこれは、山道と言っていい。 そんな急斜面を彼は、息を荒くしつつ必死に登っていた。 懸命に足を踏み出し、先を行く青年に追いつこうとするが、急斜面を平地のように平然と進む彼との距離はどんどん開い…

香をたづねてぞ/くれは

映画刀剣乱舞-黎明- の完全ネタバレ作品です。 自衛をお願いします。 長義と各務のバディもの・・・と言っていいのか、主従逆転のお話となっております。 資料未入手のため、状況や時間軸に狂いがあるかもしれませんが、ご了承ください。 各務さんほか、経歴を捏造していますので、広い心で読んでいただけると助かります。 真夜中テンションで一気に書いたので、あちこち齟齬があるかもしれませんが、お楽しみいただければ幸いです。

鏡に鬱る本歌/アマノコヤネ.

黎明期に起きた一件の、その後。 公務の隙間で一服する各務のもとに訪れた一時の春。誰も知らない未来を逸速く届ける本歌の去った後には、まだ咲く筈の無い桜が目映く生い茂っていたという──。(ハッピーエンド)